犬のC反応性蛋白(CRP)について
1.炎症性・退行性・腫瘍性疾患で血中に増加する急性相蛋白の一つ
2.ヒトで最も広く使用されている炎症マーカー
3.炎症をおこしている所で単球や血管内皮細胞から分泌されるIL-1 IL-6
TNF-αの刺激によって肝臓において合成される
4.白血球走化損傷組織の除去や修復などの作用があるとされる
5.現在は犬のみが測定可能です
CRP値 2mg/dl以上
リンパ腫 免疫介在性溶血性貧血 固形腫瘍 肺炎
多発性関節炎 炎症性腸炎 無菌性結節性脂肪織炎
一般血液検査において正常であっても、CRP値が高値を示す場合、
炎症性変化が必ずあります。継続的な観察が必要です。